目指すCIBTACコースにより必要な英語力が異なります
CIBTACコースには、大きく分けて「CIBTACエンドースド」コースと「CIBTACディプロマ」コースがあります。
「CIBTACエンドースド」コースと「CIBTACディプロマ」コースの違いについてはこちら
「CIBTACエンドースド」コースに必要な英語力は?
授業はすべて英語で行われますが実技の指導においては実践が主なので英語が問題になることはありません。
テキストもすべて英語です。ただし『解剖生理学』など一部の科目については簡単な日本語テキストが用意されています。
受講にあたってスクールから求められている英語スキルの条件はなく、これまでも英語が苦手な方も多く受講されています。
CIBTACに必須の『解剖生理学』という理論のコース(5日間)が一番英語力が必要とされる場面となりますが、実際には
スマホのGoogle 翻訳アプリを利用し、テキストを写真で撮影し、Googleによる自動翻訳を利用しながら英語が苦手な方でも理解をされています。試験対策問題の小テストがありますのでその内容が理解できるようにしていくことでペーパーテストは理解できるようになります。
それ以外の実技のレッスンについては、英語がそれほど得意でなくても少人数のレッスンのためコミュニケーションが取れる方であれば問題なく習得されています。実際、日本語で先生に質問している方もいらっしゃいますが、それでも先生は熱心に手取り足取り教えてくださいます。日本語ができる先生もいらっしゃいます。
外国のお客様への実技レッスンでは英語でご案内ができるとよいですが、ジェスチャーだけでされている方もいらっしゃいます。
簡単なスマートホンから提出のレポート提出がありますが、テキストの範囲にとどまるため、求められる分量は多くありません。
テストについては、実技のテストと実技中の口頭質問とペーパーテストの3つがあります。
実技のテストについては、お客様への接客が英語できるとよいですが、日本語での対応もよしとされています。
ペーパーテストについては、選択式のマークシートテストのみです。「英語表記されたテスト」と「日本語表記されたテスト」が用意されていて選ぶことができます。ただ、日本語の表記がかえってわかりにくく英語表記のほうが理解しやすいとおっしゃる方が多いです。英語表記のテストにおいてもスマホなどの電子辞書の利用は認められています。スクールのFree WiFiでは電波の使用状況が悪いことがあるので、ご自身で現地のSIMを期間限定で購入して利用される方が多いです。
(現地でのスマホの利用についてはタミーズハートご利用のお客様には個別でご案内しています。)
英語で「あなたがやっている、その施術の効果は何ですか?」などの質問が2~3問程度されますが、「CIBTACエンドースド」コースについては、試験官は、スクールの先生なので生徒さんに合わせて対応してくれています。
試験範囲もスクールが提供するテキストの記述範囲に限られるので対策も取りやすいものです。
日本人の生徒さんは、英語が苦手でも努力されるので
「CIBTACエンドースド」コースに参加して、これまで取得できなかった方はいらっしゃいません。
「CIBTACディプロマ」コースに必要な英語力は?
「CIBTACエンドースド」コースは「解剖生理学」以外の科目については理論は1割程度の時間数でほとんどが実技なのに対して、
「CIBTACディプロマ」コースは7割が理論の授業になり、より英語力が必要とされる場面が多いです。
日本語テキストは用意されておらず、すべて英語テキストです。
授業はすべて英語で行われます。日本語ができる先生はいません。
レポート提出の課題があり、英語でより長文にわたるレポートの作成が求められます。情報を集めて、まとめなおす英語力が必要です。そのため、受講にあたってはノートパソコンを用意していただきます。
テストについては、実技のテストと実技中の口頭質問とペーパーテストの3つがあります。
試験当日の実技中の口頭質問は、CIBTAC本部から派遣された試験官により英語により行われます。英語での受け答えが必要です。
理論についてのペーパーテストにおいては「英語」と「日本語」の両方が用意され、選択式のマークシート形式で行われます。
一番、英語で苦労される場面は「英語によるレポート提出」です。分量についての規定はないのですが、A4で20ページ程度の分量を仕上げる方も多く、Google翻訳を駆使しながら深夜までかかって仕上げられている方もいます。
すべてのテストは60%程度の
科目ごとに合否が判定され、合格した科目が書かれた合格証が発行されます。
難しい『解剖生理学』の理論は、皆さん必至に
合格できなかった科目については、再試験が可能です。年2回のCIBTACの試験のタイミングでバリ島に来て再試験を受けられます。その場合、再試験料がかかります。(最低5万円程度)。